洗濯機の乾燥がなんだかあやしい…。
洗濯機の乾燥機能って使い始めたら、もうなくてはならない存在になりませんか?私の洗濯機も毎日フルで働いてくれています。
毎日使うし、1日だって使えないなんて無理ですよね。
ただ、毎日使っているうちになんだかいつもより乾きが悪いような気がする。乾燥が不十分に感じたことはないですか?故障なのか?判断が難しいですよね。
この記事では「乾燥が不十分、乾きが悪い」と感じた時にできる掃除方法を紹介します。
- 乾燥が不十分に感じる。乾きが悪く感じる。
- 自分でもできる対処法を知りたい。
- 掃除方法を知りたい。
困っている人は、記事を参考にまずは試してみて下さい。
原因はヒートポンプ汚れ?

乾燥が不十分、乾きが悪いなどの原因の一つにヒートポンプの汚れ詰まりがあります。
洗濯機の乾燥に大事な役割を持つ部品で、パナソニック製の洗濯機では、乾燥フィルター奥の洗濯機上面に設置されている部品です。10年程度前の機種では、部品の位置が異なります。
汚れが詰まってしまうと、乾燥能力に大きく影響してきます。
フィルターの奥に部品があり普段の見た目ではわからないため、気が付いたら汚れが蓄積されているような状態になってしまいます。
完全に分解して掃除するのは、洗濯機を動かしたり、分解に手間が掛かったりと難しいので、ネジ二本の取外しで出来る簡単な掃除方法を紹介します。
簡単な掃除方法
普段の掃除では届かない部分に汚れが詰まってしまいます。フィルター奥の汚れを掃除してみましょう。
例 パナソニック洗濯機 NA-VX8500
手順
①フィルターを取り外す

②ネジを2本取り外す

③フィルター枠を手前に引き、取り外す



④汚れ部分に湿ったタオルを押し付け、2分程度放置。汚れが取れやすくなります

⑤ブラシなどで汚れを取り除く

⑥落ちた汚れもふき取る

- 掃除をするためのブラシが入りにくいです。
- ブラシで落とした汚れを取り残さないようにして下さい。
- 掃除の際に部品が変形しないように力の入れ過ぎには気を付けて下さい。
- 直接手で触れると切れやすいので怪我に注意して行って下さい。
もっと分解した状態は、乾燥しない。乾きが悪い。ドラム式洗濯機のヒートポンプの掃除方法紹介しています。
改善しないなら別の原因も
掃除してみて改善しないなら、別の原因かもしれません。
風路の汚れ、部品の不具合など考えられますが、ヒートポンプの部品交換が必要になることが多いです。
まずは掃除を試してみて改善しないなら、修理か買い替えを検討するといいでしょう。
ちなみに、長期使用製品安全表示制度(安全上支障なく使用できる期間)により「洗濯機の設計上(乾燥機除く)の標準使用年数は7年」です。修理は10年程度までは部品の供給もあるので修理することは可能です。
ただし、年数が経過した洗濯機の場合「修理したけどまた別の故障がでてきた」なんてことにもなり兼ねないので、修理はあまりお勧めできません。
修理をしようか迷っている人は、パナソニック洗濯機で、エラーコードH86表示でわかる故障は?を参考にしてみて下さい。ヒートポンプ交換の参考金額も載せています。
最後に
乾燥不具合の一つの原因ヒートポンプ汚れの掃除方法について紹介しました。でも、やっぱり大事なのは普段のメンテナンス。乾燥フィルターはこまめに掃除するように心がけましょう。
洗濯槽のクリーニングも、定期的に行いましょう。想像以上に洗濯槽にカビが繁殖してしまいます。メーカー純正の洗濯槽クリーニング液がおすすめです。汚れ落ちが違いますよ。
洗濯機のメンテナンスしていますか?
詰まり、臭い、カビの防止の為にも定期的なクリーニングがおすすめです。
洗濯機に槽洗浄コースが付いていれば、専用洗剤を入れ、コースで運転すれば完了。コースが無くても簡単にできます。
おすすめ洗浄剤、N-W1A(縦型用)N-W2(ドラム式用)
ぜひ、1度やってみて下さい!気持ちいい程汚れが落ちますよ!
詳しくは洗濯機がくさい!においの原因と対処法。分解クリーニングは必要?で解説しています。

洗濯機の乾燥能力は年々進化しています。10年ほど前のモデルを使用している人は買い替えることで、違いを実感できるのではないでしょうか。
新しいモデルではデザインも大幅に変更されて、見た目もよくなっています。
「おすすめの洗濯機」「おすすめの取付け業者」を解説
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