ドラム式洗濯機の乾燥機能って、便利ですよね。外に干しても乾きにくい時期や、花粉が気になる季節など重宝します。我が家では時短にもなるので毎日使ってます。
ただ、長年使っていると乾燥の時間が長くなったり、生乾きだったりなどの経験はないですか?
いろんな原因があると思いますが、原因の中の一つにヒートポンプの汚れ詰まりが考えられます。普段は掃除ができない部分ですが、今回は私が行ったヒートポンプの掃除方法を紹介します。
原因を探す参考にしてみて下さい。
簡易的な掃除方法はこちらの記事で紹介しています▼
分解手順
ご紹介する機種は上面にヒートポンプがありますが、10年程前の機種では背面下部に設置されている為、作業内容が異なります。
早速、分解していきます。(例 パナソニック、2015年式)
①まず最初に、コンセントを抜きます。蛇口を締めて給水ホースを外し、洗濯機を引き出します。
➁乾燥フィルターを取外し、トップボードのネジを全部外します。キャップの下に2本、フィルター部に4本、後側に3本のネジで止めてあります。
③ 全部のネジを取り外したら、トップボードの背面を浮かせて後方に引くように持ち上げると外せます。
④この部分にヒートポンプがあります。止めてあるネジを外します。ネジを外す際に背面のカバーが干渉する際は、背面カバーも取り外します。(機種や年式によって違うので、必要ない場合はそのまま作業をして下さい。)
④ブラシなどを使って汚れを取り除く。触り方次第では切れやすく怪我防止の為に手袋をして作業を進めてください。(この画像はそれほど汚れていませんが、乾燥の不具合がある際は、ホコリがびっしり詰まっている事があります)
汚れを取り除けば、完了になります。逆の手順で組み立ててください。
まとめ
乾燥の不具合は多い故障の一つです。様々な原因がありますが、ヒートポンプの不具合で修理、部品交換をした場合、数万円の修理費用が掛かることも多いので自分で試してみる際は参考にしてみて下さい。
使用年数が10年以上になり不具合がある場合はヒートポンプの掃除後に改善したとしても他の不具合も出てくる年数なので、素直に買い替えをおすすめします。日頃のメンテナンスを大事にして長く使いたいですね!
ヒートポンプ交換の参考金額はパナソニック洗濯機で、エラーコードH86表示でわかる故障は?を参考にしてみて下さい。
洗濯機のメンテナンスしていますか?
定期的にしていない、全くしたことがない人は要注意です!洗濯機内部がカビでヤバい状態になっているかもしれません。
洗濯機のメンテナンスについては、以下の記事で解説しています。
洗濯機クリーニングって必要?効果的なカビ除去方法とおすすめの専門業者5選
詰まり、におい、カビの防止の為にも定期的なクリーニングは重要です。
普段のメンテナンス(洗濯槽の洗浄)には、家電メーカーが発売している専用洗剤「N-W1A(縦型用)N-W2(ドラム式用)」がおすすめです。
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