パナソニック洗濯機で、エラーコードH86表示でわかる故障は？

急にやってくる家電の不具合って困りませんか？特に洗濯機なんて毎日使うし、１日だってなくてはならない存在ですよね。

でも故障した時って、何をどうしたらいいのか分からないし。修理を頼むにしても時間もお金もかかる…そもそも故障しているのかの判断が難しいですよね。

この記事では、Panasonic洗濯機でエラーコード「H86」表示でわかる故障内容と修理費用を紹介します。

困っている人は参考にしてみて下さい。

原因は乾燥部品の不具合

エラーコードH86は「冷媒吐出温度異常」吐出温度の異常を検知した時に表示されるエラーで、乾燥部品の不具合を知らせるエラーコードです。

症状としては「乾燥しない、乾燥不十分」などの症状が出てきます。

結果として「ヒートポンプU」という部品の交換が必要になる場合がほとんどです。

修理費用は？

実際に修理した場合、どのくらい費用が必要か見てみましょう。

修理する際は３つの費用が掛かってきます。

1. 出張費
2. 部品代
3. 技術料

この合計金額が修理金額になります。

出張費

出張費は2500～3000円程度が平均的な金額になり、郊外になると500～1000円程度割増しになることもあるようです。

修理の申し込みをする際に出張費用の案内があります。合意することで販売店やメーカーから修理見積りに来てもらう流れになります。

出張費は、来てもらうことに対して支払う金額なので、修理の有無に関わらず支払う必要があります。

部品代

部品代は、同じ役割の部品でも機種や年式によって金額が違います。

技術料

技術料は、修理する部品によって金額が変わります。難易度が高く時間が掛かる修理内容になれば高額になってきます。メーカーによって部品ごとに技術料が定められています。

確認すること

保証を確認、購入店に確認する

まずは保証が残っているか確認してみましょう。購入時に5年間、8年間など延長保証を付けている場合があります。

製品によっては「基本保証1年で一部の部品は3年、5年など」保証している場合があるので確認してみましょう。今回紹介の「ヒートポンプUは３年間の保証期間」が設けてあります。

メーカーに問い合わせる

修理の申し込み手続きをした場合、自宅に来てもらい症状の確認後に「修理見積り」を提示してもらいます。

その際に修理をする、しないに関わらず「出張費が必要」になります。場所や距離で異なりますが「2500〜3500円程度」が多いようです。

問い合わせる場合は「本体の型番号、症状とエラーコードを伝える」ことでスムーズに対応してもらえます。

最後に

パナソニックの洗濯機で「H86のエラーコードが表示」される場合は、高い確率で部品の交換が必要になります。

修理金額だけではなく使用年数も考慮して、買い替えるのか修理をするのか検討してくださいね。

ちなみに、長期使用製品安全表示制度（安全上支障なく使用できる期間）により「洗濯機の設計上（乾燥機除く）の標準使用年数は７年」です。修理は10年程度までは部品の供給もあるので修理することは可能です。

ただし、年数が経過した洗濯機の場合「修理したけどまた別の故障がでてきた」なんてことにもなり兼ねないので、修理はあまりお勧めできません。

購入して日が浅い場合や５年以内の場合などは延長保証が残っていることもあるので確認も忘れずしておきましょう。