エアコンを買い替えたいけど、種類や機能が多すぎてどれを選んだら分からなくて困りませんか?そんな人に!省エネ性や掃除機能など快適な機能が充実している、Panasonicエアコンの特徴とおすすめシリーズを紹介します。
- エアコンの各シリーズ特徴
- 選ぶときに注意が必要な2つの掃除方式
- 選び方の基準
- おすすめエアコン3選
参考にして、自分にあったエアコンを選んでみて下さい。
選び方の基準
①使用頻度
使わない部屋に高性能なエアコンを設置しても意味がありません。ランニングコストも意識して、使用頻度が高い部屋には高性能なシリーズを選び、使わない部屋は価格を抑えたシリーズを選びましょう。
②お掃除機能
2つの掃除方式を考慮して設置環境に適したタイプを選びましょう。掃除機能が不要な場合は2シリーズに限られます。
③部屋の広さ
広さに合わせた機種を選びましょう。カタログでは冷房時おもに〇畳用と記載されています。取付ける環境は人によって違うので、自宅の気密性や日当たりを考慮して選びましょう。6畳の部屋には8畳用を選ぶなど、余裕をもたせて選ぶことで能力不足に陥ることを防ぎ、節電にも繋がります。
2つの掃除方式
自動掃除機能には2つ方式があります。知らずに購入して、故障するトラブルを避けるためにも把握しておきましょう。
自動排出方式
自動でフィルター掃除をして集めたゴミをパイプを通して屋外に排出する方式。自分でする作業は無い。
ダストボックス方式
自動でフィルター掃除をして集めたゴミをエアコン内に設けてあるゴミ箱に溜める方式。ゴミ箱の定期的な掃除が必要。
2つの掃除方式を理解した上で選びましょう。エアコンの取付け方法が特殊ではない限り、自動排出方式が何もしなくていいので楽です。例えば、配管が壁の中を通してある場合などは、掃除用のパイプが取り付け出来ないので、ダストボックス方式を選ぶことになります。ダストボックス方式はゴミ箱の掃除を忘れると、故障の原因に繋がるので定期的な掃除が必要です。
シリーズの特徴
Panasonicエアコンは「LX.X.PX.EX.GX.J.F」の計7つのシリーズがあります。全シリーズのポイントを押さえましょう。※暖房強化モデルのUX.TXは今回ご紹介しません。
LXシリーズ
- お掃除機能ダストボックス切り替え可能=フィルターの掃除を自動でしてくれる
- 空気清浄機能=空気清浄機の役割もできる
- カビみはり(内部、お部屋)=カビを抑制する機能
- ナノイーX=カビや臭いの抑制
- ロングワイド気流=気流抑制で遠くも真横も欲しいところに風が届く
- 選べる除湿=快適除湿(しつど設定)、冷房除湿、衣類乾燥の除湿モードがある
- 新・エネチャージ=放出していた熱を再利用することで、暖房・冷房効率アップと電気代の節約。ノンストップ暖房や足元暖房で冬も快適
- AI快適おまかせ=ボタン一つで自動運転、AI判断で快適かつ節電につながる
- 換気・加湿ユニット搭載=換気、加湿が可能に。今までなかったNEW機能。
2022年から新たに加わった、高性能かつ「換気+加湿」を新たに搭載したプレミアムモデルです。
高性能だけあって価格も他のモデルに比べ高いですが、空気洗浄、換気、加湿まで可能に。加湿は水を入れる必要もなく乾燥を防いでくれます。
他に加湿器や空気清浄機を設置する必要もなく、定期的に空気を取り込み換気まで、何でもこなしてくれます。高性能に加え、換気も加湿もエアコン1台で快適に過ごしたい方におすすめのモデルです。
Xシリーズ
Xシリーズの特徴
- お掃除機能(自動排出方式、ダストボックス切り替え可能)=フィルターの掃除を自動でしてくれる
- 空気清浄機能=空気清浄機の役割もできる
- カビみはり(内部、お部屋)=カビを抑制する機能
- ナノイーX=カビや臭いの抑制
- ロングワイド気流=気流抑制で遠くも真横も欲しいところに風が届く
- 選べる除湿=快適除湿(しつど設定)、冷房除湿、衣類乾燥の除湿モードがある
- 新・エネチャージ=放出していた熱を再利用することで、暖房・冷房効率アップと電気代の節約。ノンストップ暖房や足元暖房で冬も快適
- AI快適おまかせ=ボタン一つで自動運転、AI判断で快適かつ節電につながる
高性能で使い方もかんたん、清潔性や掃除性、省エネ性も兼ね備えたハイグレードモデルです。
ただ高性能だけあって価格も他のモデルに比べ高いですが、ランニングコストを考えるとよく使う部屋にはピッタリで、電気代で差額を取り戻せそうです。空気清浄機能も搭載しています。
何もしなくても清潔に、電気代も抑えて、空気もきれいで快適に過ごしたい方におすすめのモデルです。
PXシリーズ
PXシリーズの特徴
- お掃除機能(自動排出方式、ダストボックス切り替え可能)=フィルターの掃除を自動でしてくれるが、定期的なダストボックスの掃除が必要
- カビみはり(内部、お部屋)=カビを抑制する機能
- ナノイーX=カビや臭いの抑制
- ロングワイド気流=気流抑制で遠くも真横も欲しいところに風が届く
- 選べる除湿=快適除湿(しつど設定)、冷房除湿、衣類乾燥の除湿モードがある
- AI快適おまかせ=ボタン一つで自動運転、AI判断で快適かつ節電につながる
- ベットサイドセンサー=センサーが温度を見張り、眠りに最適な温度環境にエアコンを自動抑制
2022年から新たに加わった寝室に特化したモデルです。
カビにもく機能も充実しています。お掃除機能は自動排出方式なので、フィルター掃除の必要がありません。
付属のベッドサイドセンサーと連動した快眠環境運転が特徴の寝室に特化したエアコンです。
EXシリーズ
EXシリーズの特徴
- お掃除機能(自動排出方式、ダストボックス切り替え可能)=フィルターの掃除を自動でしてくれるが、定期的なダストボックスの掃除が必要
- カビみはり(内部)=カビを抑制する機能
- ナノイーX=カビや臭いの抑制
- 選べる除湿=快適除湿、冷房除湿、衣類乾燥の除湿モードがある
- ワイド気流
- AIモード
お掃除機能搭載のカビにも強い、奥行コンパクトモデルです。お掃除機能が自動排出方式なので、フィルター掃除の必要がありません。
LXシリーズやXシリーズに比べ、奥行がコンパクトで見た目もすっきりしていて、価格や機能も全シリーズの中間に位置します。
GXシリーズ
GXシリーズの特徴
- お掃除機能(ダストボックス式)=フィルターの掃除を自動でしてくれるが、定期的なダストボックスの掃除が必要
- カビみはり(内部)=カビを抑制する機能
- ナノイーX=カビや臭いの抑制
- 選べる除湿=快適除湿、冷房除湿、衣類乾燥の除湿モードがある
- ワイド気流
- AIモード
お掃除機能搭載のカビにも強い、高さコンパクトモデルです。お掃除機能がダストボックス方式で、フィルター掃除不要ですが、定期的なダストボックスの掃除は必要になります。
見た目もコンパクトで設置条件で高さや自動排出方式の取付けができない場所にも設置が可能です。
Jシリーズ
Jシリーズの特徴
- ナノイーX=カビや臭いの抑制
- 2モード除湿=冷房除湿・弱
- 左右自動気流
新ナノイー搭載のカビに強いスタンダードモデルです。
他モデルと同様に、ホコリレスコーティングやスマホで操作無線LANも内蔵しています。
Fシリーズ
Fシリーズの特徴
- ナノイーⅩ=カビの抑制(他モデルより性能が低いナノイーを搭載)
価格抑えた、基本機能のスタンダードモデルです。
他モデルとは違い、ホコリレスコーティングやスマホで操作無線LANも内蔵していません。無線LANは別売で取付けは可能です。
スイングも上下のみ、左右はありません。
おすすめエアコン3選
部屋別におすすめのシリーズを紹介します。
リビングはXシリーズ
リビングは最も使用頻度の多い部屋です。シリーズで1番の省エネモデルなのでランニングコストも抑えることができます。
部屋が広い場合でも効率よく風を届けることも可能なので、使用頻度の多いリビングには相性の良いシリーズです。
Xシリーズであれば夏はもちろん、暖房も強いので冬もこの1台で過ごすことができます。
寝室はEXシリーズ
寝室はつけたままで休んだり使用頻度もそこそこ多い部屋です。
EXシリーズはお掃除機能付きで自動排出方式なので掃除の手間も要りません。
カビみはりやナノイーX搭載なので清潔に使用することができて安心でき、清潔を保ちたい寝室にも満足できるシリーズです。
子供部屋などはJシリーズ
使う頻度が少ない子供部屋や和室などの部屋は、新ナノイーX搭載のシンプルモデルのJシリーズがおすすめ。
掃除機能などはないですが、購入時のコストも抑えられ、新ナノイーX搭載なのでカビにも強く子供部屋でも安心です。
まとめ
生活スタイルや環境で部屋ごとにシリーズを選びましょう。使用頻度の高いリビングにはXシリーズ、そこそこな寝室にはEXシリーズ、あまり使わない子供部屋などはJシリーズがオススメです。
エアコンは一度取り替えたら10年程度は使用します。だからこそ長期目線で選ぶことが失敗しないポイントになります。Panasonicエアコンのカビや菌、臭いや花粉などを抑制する特徴を持ったエオリアシリーズで空気もきれいに快適な空間で過ごしましょう。
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