洗濯機を買う時に縦型かドラム式がいいのか迷いませんか?
毎日使う洗濯機だからこそ、絶対に失敗したくないですよね。
何が違うのか?縦型とドラム式を比較したいと思います。洗濯機を選ぶ参考にして下さい。
- 縦型とドラム式の違い
- 縦型がおすすめな人
- ドラム式がおすすめな人
縦型とドラム式の違い
縦型とドラム式の違いを見てみましょう。
洗い方、洗浄力
縦型はでかくはん水流によって衣類同士をこすり合わせて汚れを落とすもみ洗い。衣類が絡みやすく、ドラム式に比べて傷みやすいです。大量の水で洗うので、泥汚れなどの頑固な汚れに強いのが特徴です。
ドラム式は回転によって衣類を持ち上げて下へ落とすことで洗浄するたたき洗いが基本。衣類同士をこすり合わせるのではないので衣類の傷みは少いです。使用する水の量が少ないので、洗剤濃度が高く皮脂汚れやシミなどに強いのが特徴です。
使用する水量の違い
使用する水量は洗濯容量が12㎏で縦型が150L。洗濯容量が11㎏のドラム式で78Lと使用する水量に違いがあります。比較する機種の性能でも使用する水の量は異なりますが、ドラム式の方が節水に繋がる事がわかります。
設置条件
縦型は外形寸法がおおよそ幅600㎜×奥行620㎜×高さ1030㎜位のサイズですが、ドアが上に開くので棚などがある場合や水道の蛇口に干渉しないか、開いた時の高さを考慮する必要があります。
ドラム式は外形寸法がおおよそ幅640㎜×奥行730㎜×高さ1060㎜位のサイズで、ドアは横に開くのでドアを開いた時の奥行に注意が必要です。洗濯物の出し入れに支障が出ないスペースの確保ができるか、ドアの開き方は左右どちらが使いやすいか確認しましょう。
2つの乾燥方式
乾燥にはヒートポンプ方式とヒーター方式があり、乾燥機能が欲しい場合はヒートポンプ方式がおすすめです。
ヒートポンプ方式は除湿器で乾燥させるイメージで低温で乾かすため、衣類の傷みや縮みも少なく電気代も一回当たり約25円と安く抑えることができます。
ヒーター方式はドライヤーで乾かすイメージで高温の温風で乾かすため、衣類が傷み、縮みやすく電気代も一回当たり約60円と高くなってしまいます。
縦型洗濯機にはヒーター方式のみ。ドラム式はヒーター方式とヒートポンプ方式の2機種があるため、乾燥機能が必要な場合はドラム式洗濯機のヒートポンプ方式がおすすめです。
こんな人には縦型がおすすめ
衣類が汚れやすい仕事をしている人や、小学生以降の子供がいる家庭であれば毎日泥んこになって遊んできたり、部活や習い事で汗だくになって帰って来るのも日常茶飯事です。泥汚れなど頑固な汚れに強く、たっぷりの水で洗剤を泡立てて洗える縦型がおすすめです。設置スペースも確保しやすく価格もドラム式に比べお手頃で魅力的です。
縦型が良いけどしっかり乾燥までしたい人は、乾燥機能付きの縦型はヒーター方式で乾燥容量も少なくあまりお勧めしません。別に衣類乾燥機を設置したほうが、十分な乾燥容量もあり洗濯しながら別に乾燥もできるので洗濯回数が多い家庭は効率的に洗濯から乾燥まで行えて便利です。
こんな人にはドラム式がおすすめ
花粉や排気などで外に干せない環境の人や、共働きの家庭で洗濯に時間を取れない人には洗濯から乾燥までしてくれて、終了後に出してたたむだけで済むドラム式がおすすめです。外に干す手間がないので高齢の人にも負担が少なく重宝します。ただ縦型に比べ価格が高く、設置スペースの確保も必要になります。
乾燥機能があることで天気に左右されることもなく、たたき洗いなので衣類の傷みも少ない。多機能のものが多く高温での除菌ができたり、クリーニングに出していた衣類も自宅で済ませることも可能で経済的です。
まとめ
自分の環境、家族構成などライフスタイルに合う型を選ぶことが大切です。
洗い方や水の使用量など色々な違いはありますが、乾燥機能が大きな違いだと感じます。使い始めると手放せなくなる乾燥。洗濯が負担に思っている人は一度使ってみて下さい。
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定期的にしていない、全くしたことがない人は要注意です!洗濯機内部がカビでヤバい状態になっているかもしれません。
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詰まり、におい、カビの防止の為にも定期的なクリーニングは重要です。
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